彼とは写真学生時代に出会い、この十年なぜか心の片隅でいつも気になる存在であった。いつか彼の写真の言葉を聞いてみたいと思っていた。強烈なストリートスナップの写真の裏側に、一般的に言われているストリートスナップとは異なる何かが見える気がする。メンバー・松井宏樹とゲスト写真家・谷口正典は謀らずとも同郷であった。共に東京で写真を学んだ二人が今回、その土地に立ち戻る。片山は撮り下ろしの伊豆を、本山は約十年に渡る静岡各地の記憶を掲載。GRAFはその「今」を記録する。本山周平(本誌より一部抜粋)
発行年月日:2012 年 8 月 28 日 本体価格(税込):1,500 円 A4 / 72 頁/無線綴じ製本
¥ 1,500